ゴキブリ駆除予防

ゴキブリ駆除予防

厨房内や室内でゴキブリを見かけたり、他社で施工したがあまり効果を実感出来なかった場合は、どんな事でもご相談下さい。

ゴキブリによる症状でお困りではありませんか?

ゴキブリは、はるか昔の約3億年前から生息する網翅目(ゴキブリ目)に属する 不衛生害虫や不快害虫と言われています。

日本に生息し家の中や飲食店・食品施設などに侵入、生息するのは数種類です。高温多湿を好み、気温が20度を超えると活動が活発になります。

ゴキブリの卵は卵鞘という硬い袋の中に十数個入っており、これで孵化まで守られます。

孵化した幼虫は成虫とほぼ同じような体型をしており、脱皮を繰り返して翅が生えた成虫になります。

この事からゴキブリは1匹見かけると数十匹は生息していると言われています。

ゴキブリの具体的な被害とは

コレラ

コレラ菌に汚染された食べ物や水を摂取すると感染します。感染すると1日から3日程度で下痢や嘔吐といった症状が現れます。主に東南アジアで発生していますが、日本でも年間数件の感染報告があります。

サルモネラ属菌

サルモネラ属菌は数千種類もあり、そのほとんどが中毒症状を引き起こします。サルモネラ菌属による食中毒は鶏卵やネズミ・ゴキブリが媒介すると言われており、さらに食料品の原材料にも寄生するため、一度に多数の被害が発生します。症状は、発熱や嘔吐、下痢を起こすため、重症の場合には死亡してしまうことがあります。

病原性大腸菌O-157

病原性大腸菌O-157は、ゴキブリやハエの媒介により発症する場合があります。感染すると激しい腹痛や嘔吐、発熱や血便等の症状がでます。初夏から秋にかけて多く発症し、日本国内でも毎年数十人から数百人規模の感染報告があります。

赤痢菌

食べ物などによる経口感染によって人間へ感染します。ゴキブリやハエが媒介する場合もあります。しかし、現在ではほとんど見られなくなりました。感染すると腹痛や発熱、下痢といった症状がでます。

黄色ブドウ球菌

この菌も食中毒の原因となる一種です。感染すると下痢や嘔吐、腹痛といった症状がでます。黄色ブドウ球菌は、感染したとしても比較的軽めの症状で済む場合が多いです。

ゴキブリの種類・生態

  クロゴキブリ チャバネゴキブリ ヤマトゴキブリ
種類
成虫体長 30mm前後 13mm前後 30mm前後
寿命 雄:約3ヶ月
雌:約5ヶ月
約6ヶ月 約6ヶ月
1卵鞘中の卵数 20~30個 20~50個 15~20個
卵期間 30~50日程度 20日程度 25~40日程度
脱皮回数 8回 6回 9回
生息場所 ビル・飲食店・一般住宅 主に飲食店など 主に雑木林
特徴 一般住宅や飲食店が数店舗入った雑居ビル、またはホテルや病院施設のボイラー室等でよく見かけます。 夏場には頻繁に動き回り、冬場は活動が弱まる傾向にあります。夜行性のため、見かけるのはほとんど夕方や夜です。 都市型害虫のため、屋外で見かけることはありません。建物の中で生息しているため、一年を通し良く見かけます。繁殖力が強いのも特徴の一つです。 『数匹見かけたと思っていたらあっという間に増えている』ということはよく耳にします。 日本在来種でクロゴキブリに非常によく似ています。やはり夜行性です。普段は木の洞(うろ)等で生息していますが、昔は良く家屋内で見られたと言います。

ゴキブリの特徴

ゴキブリは水が無ければ生きていけません。水場周辺で良くゴキブリを見かけるのはこのためです。ただし、水が無い状態でも数週間生きたという例もあります。

また、餌が無くても水だけあればやはり数週間生きたという報告もあります。ゴキブリは主に夜行性のため、「夜間にトイレへ行く際に見かけた」や「夕食時に見かけた」ことが多いと思われます。ゴキブリは餌と水があり、暖かで狭く暗い場所を非常に好みます。

日中はこのような場所に休息している事が多いです。また、成虫になるまでにある程度の時間を要するのも特徴の一つです。どのゴキブリも成虫になるまでに一年以上かかる場合がほとんどです。

ゴキブリの食生活

雑食性で人間の食する物はほとんどが餌となります。流し台に溜ったゴミや油類、人間、動物の排泄物なども餌にしてしまいます。
時には動物や昆虫の死骸まで食べてしまいます。

それ故に、ゴキブリは病原菌を媒介し衛生上好ましくない害虫として扱われているのです。

ゴキブリ駆除の具体的な方法

薬剤散布処理

床面や壁面などに速効性・残効性を兼ね備えた薬剤を散布する従来の施工方法です。残効性があるため、ゴキブリ予防施工にもお勧めします。

薬剤噴霧処理

対象エリア内の空間に薬剤を微粒子噴霧処理する従来の施工方法です。空間を全体的に一括処理しますので、生息密度を一気に減数処理する事が可能です。ただし、残効性は無いため、換気等を行うことで殺虫効果は無くなります。

ベイト(毒餌)処理

ゴキブリが好んで食べるものをジェル状の毒餌にしたものをゴキブリの営巣箇所などにスポット処理致します。効果が現れるまでに2~3週間程度かかりますが、薬剤の散布・噴霧処理と異なり、処理面を汚さないため、営業時間中でも施工可能です。持続効果に優れたベイト剤を使用することで、定期管理防除に適しています。

保守管理(メンテナンス)

保守管理期間(メンテナンス期間)を設定し、管理期間内を定期的に巡回し、モニタリングトラップの捕獲及び生息状況確認を行います。また、生息が確認される箇所はベイト処理を施工し、さらに生息数を減少させます。

ゴキブリ駆除に関する質問

Q.1:ゴキブリ駆除の方法や防除金額を教えてください。

お客様の現状に適した施工方法をご提案させて頂いております。
一つの例として、あまりにもゴキブリの生息数が多い場合には、噴霧処理を行い、現在生息しているゴキブリの数を大幅に減らします。その後、ベイト処理を行い、ゴキブリを連鎖的に駆除して参ります。
上記作業工程は一つの例ですので、調査時にお客様に最適な駆除・防除方法をご提案させて頂きます。
調査、見積提出は無料ですので、どうぞ、ご連絡をお待ちしております。

Q.2:現在、他社で効果があると説明を受けたベイト処理によるゴキブリ駆除・防除を行っているが効果が無い。何か良い方法はありませんか?

ベイト剤はゴキブリを連鎖的に駆除できますが、効果が現れるまで施工後3~4週間かかります。ただし、ベイト剤を配置するポイントがずれているとなかなか効果が現れない場合もございます。
また、厨房機器などの下に溜ったゴミはゴキブリの餌となり得ますので、定期的な清掃を心がけてください。

ゴキブリ殺虫器”With”のご紹介

With

無人の店舗に自動で薬剤を蒸散し、ゴキブリを駆除できる厚生労働省認可の薬剤を使用した機器です。店舗の営業時間に合わせ、タイマー設定して使用致します。薬剤交換業務は弊社のスタッフが行います。

専用の薬剤を使用するため、定期的なメンテナンスが必要です。店舗の営業時間が変更になった場合には、早急にご連絡ください。