ネズミ駆除予防

ネズミ駆除予防

天井内から音がしたり、置いておいた食べ物をかじられた。室内にネズミのフンの様なものが落ちていた等の場合は要注意です。

ネズミによる症状でお困りではありませんか?

以下の様な深刻な被害にお困りの方は、いますぐミヤコ消毒へご相談下さい。
万全の緊急対応で、お客様を悩ませるネズミ被害をズバリ解決いたします!!

  • 天井で音がして寝付けない
  • 食べ物をかじられていた事がある
  • 日中でも天井でがさがさ音がする
  • だんだんネズミ被害が酷くなっている
  • 市販品では一向に効果が上がらない

ネズミの被害とは?

一般にドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ等、人間が生活する施設の内外を棲家としているものを家鼠と呼び、中でもドブネズミは屋外に棲むことが多いため、半棲家性鼠と呼ばれたりします。

これに対し、主として山林、原野、耕地に棲むアカネズミ、ハタネズミ、ヤチネズミなどは通常屋内に侵入せず、野鼠として取り扱います。

しかし、家鼠の中には耕地、原野に棲む集団もあり、農作物を加害し、環境が悪くなれば家屋の周辺に集まるものもあります。

したがって、家鼠と野鼠の区別は絶対的なものではありません。駆除を行う場合には、屋内と同時に屋外も行う方がより効果的であると考えられています。

サルモネラ属菌

サルモネラ属菌は数千種類もあり、そのほとんどが中毒症状を引き起こします。

サルモネラ菌属による食中毒は鶏卵やネズミ・ゴキブリが媒介すると言われており、さらに食料品の原材料にも寄生するため、一度に多数の被害が発生します。

症状は、発熱や嘔吐、下痢を起こすため、重症の場合には死亡してしまうことがあります。

ツツガムシ病

この病原菌(ツツガムシ病リケッチア)は、ダニの一種であるツツガムシが持っています。山林などを歩いている時にネズミや人間に付着し、体液を吸います。

症状は7日から14日で高熱を発し、体に赤い発疹ができ激しい頭痛や腹痛が出る場合があります。

また、治療が遅れると、中には意識不明の重体となり、発症から3週間程度で死亡するケ-スもあります。致死率が高いため、早急な治療が必要です。

レプトスピラ症

主にドブネズミが感染源と言われています。ドブネズミの尿から菌が排出され、尿に汚染された土壌や水から人に皮膚感染します。

この菌の特徴は、水の中でも生きていけるということです。川遊びが原因での集団感染も報告されています。

この菌に感染すると、無症状の場合もありますが、高熱や筋肉痛、黄疸等の症状がでます。

現在の日本では、衛生環境の向上により感染率も著しく低下しましたが、ネズミが室内に出没している等の場合には十分な消毒をお勧めします。

国外では、東南アジアや中南米等亜熱帯地域にて、現在でも流行しています。

鼠咬症(そこうしょう)

鼠咬症(ストレプトバチルスや鼠咬症スピリウム、モニリフォルミスなど)をもったネズミに噛まれると発症する病気です。

ネズミに噛まれてから7日から10日ほどで咬まれた傷跡が赤く腫れ、その腫れが崩れ体中に暗紅色の発疹が現れます。

高熱や頭痛、関節痛が数週間繰り返されたりもします。関節痛は耐えられない程の痛みが伴う場合もあると言われています。

ペスト

ペストは、クマネズミに寄生するノミの体内にあるペスト菌によって発症します。このノミに刺されると一週間程の潜伏期間の後、発症します。

症状は、まず高熱が続きます。その後、めまいを起こしたり、虚脱状態になり皮膚が乾き黒紫色の大きな斑点ができたりします。

この症状は別名「黒死病」と呼ばれています。

1926年以降、日本国内ではペスト患者は発生していないといわれています。しかし、海外旅行等、国外へ行く機会がある方は十分な注意が必要です。

ネズミの種類・生態

  ドブネズミ クマネズミ ハツカネズミ
種類
成獣体長 18cm~26cm 15cm~20cm 6cm~9cm
寿命 約3年 約3年 1年~1年半
特徴 体の長さより尾の長さが短い。耳が小さく、どう猛。
主に下水溝周辺や建物床下にて生息している事が多く、雑食のため、何でもよく食べます。
垂直方向への運動能力はクマネズミよりも劣りますが、遊泳能力は発達しています。
体の長さより尾の長さが長い。
耳が大きく、警戒心が強い。
垂直に壁や木を上ることができ、繁華街のビル内や一般家庭では天井裏等で生息している事が多いのも特徴の一つです。
体の長さと尾の長さがほぼ同じ。
耳が大きく、好奇心が強い。
田畑周辺にて生息し、冬場が近づくと倉庫や納屋等へ侵入して来ます。穀物類を好んで食べます。

ネズミの繁殖と特徴

ドブネズミは一回に9匹前後を出産し、年間5回は出産可能と言われています。

妊娠期間は約21日、一匹の雌は1年間に20から25匹程度離乳します。 生後20~25日で分散し、3ケ月で成体となります。

生まれてから1年間以内に70~80%の個体は様々な要因(天敵・自然死・病死など)で死ぬと言われています。

ドブネズミ、クマネズミの寿命は約3年といわれ、ハツカネズミの寿命は1年から1年半と言われています。

ネズミの食生活

ネズミは人間が口にする物は一通りなんでも食します。台所の食べ物を齧り、食中毒や以前はペストを媒介し、時には乳児を噛んで殺したりもするネズミ。その被害は相当なものです。

かつてのお話ですが、FAO(国連食糧農業機構)に発表によるとヨーロッパ・日本でのネズミによる被害は全食料の10分の1、東南アジアでは5分の1、特にひどいインド・フィリピンでは4分の1となっていました。

この状況を現在の日本に当てはめると、日本の全人口の約1割を占める東京都民が1年間に消費する食糧を日本国内に生息しているネズミが食べている計算となります。

大喰いのネズミは一日に自分の体重の3分の1から4分の1の量を食べていると言われていますが、ネズミ一匹の重さが100gから大きいもので300gありますので、餌をどれ位食べているかお分かり頂けるでしょう。

ネズミの防除作業の実例

戸袋内の補修工事とネズミ防除作業の実例を画像でご紹介します。

雨戸戸袋の隙間から建物内にネズミが侵入する

雨戸を取り外した状態。戸袋の上部壁面が大きく開口しているため、戸袋内に侵入したネズミが天井裏や壁中など室内に出入りする。

戸袋内上部の隙間を塞ぐ。ご予算に応じて木工工事か金網等による簡易工事のど行っております

工事終了後、雨戸などの調整確認を行います。雨戸からの小動物の侵入は防ぐ事が出来ました。

ネズミ駆除の方法

毒餌処理

主にワルファリン剤やジフェチアロール剤を使用し、ネズミの営巣箇所や通り道等に設置致します。
(設置場所例:天井裏・床下・パイプスペース他)

捕獲処理

粘着板(トラップ)をネズミの通り道に設置し、捕獲を行います。

集中捕獲

ネズミが多数、生息している場合には粘着板(トラップ)を大量に設置し、短期間で集中的に捕獲いたします。

遮断・侵入口 閉塞工事

ネズミに齧られても破られる事がないパンチングメタル板や防鼠ネット、防鼠パテ、防鼠ブラシ類を使用して、ネズミの出入口を塞ぎます。

保守管理(メンテナンス)

保守管理期間(メンテナンス期間)を設定し、管理期間内を定期的に巡回し、状況確認を行います。

忌避処理

ネズミにかじられる場所(配線やドアの木部等)へ、ネズミの嫌う咬害防止忌避剤を塗布、散布処理致します。また、天井裏や床下へ設置型の忌避剤を使用することにより、侵入してきたネズミに対し警戒心を与えます。

建物解体現場のネズミ駆除

ネズミ駆除の資材・機材

粘着板(トラップ)

ポリブテンを成分とした粘着シート。チューイングガムの基礎剤として使用されています。そのため、ネズミを強力に捕獲することが可能です。(耐水性もあります。)

ハウス型粘着シート
(人やペット類が誤って踏んだり、粉や砂などによって、粘着面が悪くなることを防ぎます。)

毒餌剤

有効成分:ワルファリン

有効成分:ジフェチアロール

忌避剤

マウスボール:ネズミ用臭覚性忌避剤です。

ラットデン[ES]:カプサイシンが主成分の液剤を床面や壁面に散布、塗布しておくことでネズミを忌避させます。

モニタリング機

動物がカメラの前を通ると自動的にビデオや写真を撮影するセンサー感知式暗視カメラです。ネズミの生息調査や鼠穴探しに使用します。

侵入口閉塞工事用資材

パンチングメタル:金属製のため、ネズミによって齧られても破られることがありません。加工しやすい形状となっているため、様々な隙間の閉塞に対応可能です。

防鼠ブラシ:天井や壁面の配管周りなど細かな隙間に使用します。針様の形状をしているため、ネズミが触れることを嫌います。

防鼠パテ:配管廻りなどの隙間に使用致します。

防虫ネット:ステンレス製床下換気口防虫ネットです。ネズミだけではなく、昆虫の侵入も防ぎます。

防鼠ネット:加工しやすい金属製のネットです。鼠穴等の充填剤として使用します。

ネズミ駆除に関する質問

Q.1:現在ネズミによる被害があり大変困っております。どうしたらよいでしょうか?

まず、ネズミの侵入口を探し出すことが必要です。同時にネズミの住みにくい環境をつくることも大切です。

住みにくい環境とは、たとえば『ネズミの餌となるゴミをきちんとゴミ箱に入れる』、『建物の外周にある雑草を除去する』などがございます。

お客様ご自身で侵入口を見つけ出すことができない場合もあるかと思います。その場合は、早急に弊社宛にご一報ください。

一度、現場調査をさせていただき、ネズミ駆除・防除にどれくらいの金額がかかるのかお見積をさせていただきます。

また、どのような作業工程でネズミ駆除・防除を行うのかなど詳しくご説明させていただきます。

Q.2:ネズミの駆除・防除にはどれくらいの金額がかかるのでしょうか?

お問い合わせいただきましたお客様のご自宅、職場、お店などの広さや被害の度合い、また駆除・防除方法により金額は変わってまいります。

お電話では具体的な金額を提示することは非常に難しいため、お忙しいとは存じますが正確なお見積を提示させていただくために一度現状を調査をさせてください。

また、どうしてもお時間の取れない場合は、弊社ホームページ内に料金表がございますのでご参考にしていただければと思います。

ただし、料金表内に表示してあります金額はあくまで目安となります。ネズミ被害の状況や駆除・防除方法により料金の増減がございます。ご了承願います。

また、弊社ではお客様のご予算に合った形での提案も可能です。調査時にご予算をお知らせいただければご予算に合った形にてご提案させていただきます。

Q.3:ネズミの駆除・防除方法を教えて下さい。

ネズミによる被害の状況により駆除・防除方法は変わってまいります。

店舗、住居、事務所等の内部へネズミが侵入しているのであればまず店舗内、室内の侵入口を閉塞する必要があります。

また、建物外周部分の侵入口も閉塞する必要があります。あまりにもネズミの生息数が多く、被害状況も酷い場合は、捕獲用ラットボードを使用し、ネズミの集中捕獲作業等も必要になってまいります。

殺鼠剤を使用しなければならない現場もございます。弊社では、調査・御見積段階でお客様の現状に適した形でのネズミ駆除・防除プランをご提案させて頂いております。

駆除・防除につきましての具体例を弊社ホームページ内『ネズミの駆除方法』でもご案内させて頂いておりますので御参照下さい。

Q.4:最近、ダニによる被害があります。どうしてでしょうか?

ダニでお困りのお客様宅にてネズミが出没しているという例が多数ございます。

これは、ネズミに寄生しているイエダニが原因だと考えられます。ネズミの駆除・防除をしなければ問題を解決する事が難しいと思われます。

もしも、ネズミが出没しているのであれば徹底したネズミ駆除及び防除作業をお勧め致します。